院長(スタッフ)ブログ

2020年4月アーカイブ

尿検査の結果、膀胱炎と診断された患者様へ当院では抗菌薬の処方を致します。

その際、頻尿や、残尿感などの症状のひどい方へは過活動膀胱の治療のお薬を処方することもあります。

 

 現在、患者様の尿の中にどんな菌がいて、どんな抗菌薬が良く効くか確認するために、尿培養検査という検査に提出する場合もあります。

 

 抗菌薬は膀胱炎の原因となる細菌を死滅させるお薬です。医師から処方されたお薬は症状が良くなってもしっかり飲み切ることが必要です。

 症状が良くなったからといってお薬を途中で中止すると、せっかく弱って死滅するはずの細菌が、お薬よりも強くなり耐性菌と呼ばれるようになります。耐性菌ができると、治療に使える薬が限られてきて治療が長引くことも考えられます。


 そうならない為にも処方されたお薬をしっかり飲み切って、尿の中の菌がいなくなっているかどうかを確かめるために、もう一度来院し検査を受けて下さい。 


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